Kagiyama kenchiku sekkei        鍵山建築設計      Small fantastichouse story  

国産の木材で家を建てる


国産の木材で家を建てる

コラム

地産地消・・・その地でとれたものを、その地で消費する。
地方に旅行をして、その地の名物に舌鼓を打つ。「やっぱりおいしいね」
しかし、家に持ち帰るとその良さが半減してしまい、感激もほどほどになってしまった経験はありませんか。
                                           東京都立川市 一級建築士事務所 鍵山建築設計

 

その地のものをその地で食するのが、その素材の良さが活きる。を実感する一コマとすると、家づくりにも共通する事が少なくありません。

杉の木は寿命を迎えると、花を咲かせ、次の後継を残そうと花粉を飛ばします。
「早く使って」と木が発するコメントなのです。
今、日本の国土の66%は森林です。2/3が森林のわが国で、近くで育ち、大きくなった木を、今度は、自分の住宅で新しい生き方として、再スタートできるなんて、こんなに素晴らしい事は他にありません。

又、家を建てて、材木として活きているのも木の良さです。
材木の材の字は、木の才(とし)と書きます。
住宅の一部となり、材木になっても、歳を重ねるのです。
そして、地場で何十年育った木はそれと同じかそれ以上長持ちすると言われています。最新工法と新しい設備や機器に囲まれた新築住宅より、もっともっと、丈夫で長持ちして、いつまでも輝きを失わないのが、国産の木材で建てた住宅なのだと思うのです。

「日本の」、「近くの地の」、と想い入れを持って、住宅を建てたクライアントさんとの家づくりを、今まで何件か経験して来ました。 共通して言えるのは、『やさしさは元より、前向きで温かい人柄でした。』温かい心がそうさせたのか、やさしい木を使うから温かい心になれるのか、どちらか先かは分かりませんが、国産の木を使いたいと想い描いている人にたくさん出会える幸せは、木のありがたみである事に間違いはないようです。

多摩産の木材、信州産の木材、木曽産の木材などを多く取り入れています。
そして、産地の方と話をすると、話に花が咲き、とめどもなく話が発展し、時には極限のローカルな話題にも及び、心が森林浴をした気分でリフレッシュにもなります。
話のみならず、これを住宅内で呼吸する度に、木そのものがあなたに語り掛けてくれるとしたら、身体の隅から隅まで行き渡ることと確信しています。


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